最近の男性は家事や育児を率先してされている方が増えている様に感じます。
週末はごはんを作ってくれる人だったり、毎週お風呂掃除をしてくれる人だったり。
そんなよそ様の素晴らしいお話を聞くと、気持ちがチーンとなります。
私は時短勤務で働いています。
夫は基本的に日曜日しか休みがないので、便利な家電に頼りながらできるだけ家のことはやってあげようという気持ちはあるものの、一番苦手な食器洗いは食洗機があるにもかかわらず毎日面倒だなぁと思っていました。
その日は私の仕事が忙しかったこともあり、夫に「今日だけ洗い物してくれる?」とお願いしてみることに。
夫は珍しく「うん、わかった」と素直に返事してくれたはいいものの、ごはんを食べ終わった後、洗い物をする気配が全くありませんでした。
ここで急かしてしまうと、夏休みの宿題を「今やろうと思ってたのにおかんに注意されたからもうやる気を失った」状態になられたら困るなと思い、しばらく見守ることに。
うん、全然やらない。
でも、我慢して見守ること数時間。
夫は鼻歌を歌いながら歯磨きをして寝室へ向かおうとしたのでついに捕獲。
ソファに座らせて、尋問開始。
私「洗い物頼んだよね?」
夫「うん」
私「してないよね?なんでかな?」
夫「俺さ、家事とかほんまに無理やねん」
私「私だって無理やで?でも毎日やってるで?」
その後、夫はつぶらな瞳で私をまっすぐ見つめてこう言いました。
夫「あのさ、今流しに置いてるお皿あるやん?あれ一旦捨てるのはどう?
俺明日似た様なやつ買ってくる」
私「・・・え!?どういうこと?」
夫「俺も洗い物苦手やし、2人とも苦手なんやったら明日から紙皿、紙コップでよくね?」
いや、確かに一理あるけどせっかく作ったごはんを毎日紙皿で食べるのはちょっと…。
ありっちゃありやけど…。
まさかの使用済み食器を捨てるのはどうかという大真面目な夫の提案に、怒りを通り越して涙を流して笑ってしまう私。
結局根負けした私がその日の洗い物をすることに。
いつも夫の方が一枚上手な我が家です。