将来のことを考えると、このままでいいのかと不安で心がモヤモヤすることはありませんか?
残りの人生、自分の好きなことをして生きたい。
何か始めたいけれど、自分は何をしたいのかが分からない・・・。
私はこの本と出会えたことで、自分が本当にやりたいことを見つけることが出来ました。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
この本を通して、これまでの自分を振り返ることの大切さを教えてもらいました。
自分は何が好きだったのか、何が苦痛だったのか。
幼少期の頃は?一番許せなかったことは?など、様々な角度から「自分自身について」とことん考えさせてくれます。
紙とペンが必須です。笑
オリエンタルラジオのあっちゃんの写真があったので、私は最初あっちゃんが書いた本だと思いながら読んでいました。(八木先生ごめんなさい)
一番面白かった質問は
「もしお金の心配がなく、どんなことでも仕事にできるとしたら何を仕事にしてみたいですか?
できるできないという頭の判断を一旦抑えて答えてください。」
という質問でした。
大人になった今、そんなことを考えたことはありません。
いい歳だから・・・こんな見た目だし・・・上手くできないし・・・など、言い訳しか浮かびません。
それらを一切なくして考えてみるなんて、なんだかとてもワクワクするなぁと思いました。
また、これまで「何でこんなこともできないの?」と周りの人に思ったことは何ですか?周りの人にそう思えてしまうのは、あなたが当たり前に出来る得意なことだからです。という質問もすごくはっとして、気付かせてもらえることがたくさんありました。
他にも様々な質問があって、これまでの自分自身とじっくり向き合う時間が必要なのですぐに全部は読めません。
毎日少しずつ自分のペースで読み進めていくと、モヤモヤしていた頭の中が3週間くらい時間をかけて霧が晴れていったのです。
好きなことを自分が得意な方法で大切にしたい価値観をもってやってみる
私は何よりも写真が好き。
カメラと一緒に旅に出て、自然の美しい景色やおいしい食べ物を撮影することが大好きです。
今までは自己満足で終わっていたのですが、SNSを通しておすすめのスポット情報を発信することで、「こんな場所があるんだ!行ってみたいなぁ」と次の休みが楽しみになる人が増えてくれたらうれしいなと思いました。
世の中は辛いことやしんどい事が多いです。
だからこそ楽しい計画は自分で積極的に作らないと!といつも思っていました。
自分が撮ったお気に入りの写真が誰かの役に立つことができたなら、こんな楽しいことはないと思ったのです。
もうすでにやっている人もいるしな・・・とか、アンチコメントでやる気を失ってしまうかも・・・とマイナス思考になってしまう自分もいましたが、何より自分が好きなことだったのでやってみたい!と思いました。
自分のやりたいことが明確になると、そこからはもうずっと夢中です。
あれもしたい、これもしたいと急にものすごく忙しくなりました。
でも好きなことだから、「やらなければならない」ではなくって、「やりたい」と思えるのです。
これからやってみたいことを考えるとワクワクが止まりません。
この気持ちを絶対に大切にしようと思いました。
ダメだなと思ったら辞めたらいいし、方向転換してもいい。
自分のペースでいい。
やりたいことが決まり、その具体的な実現方法を考えているとき、「これはどうしよう・・・」と悩むことが出てきますよね。
本の中にも書かれているのですが、「カラーバス効果」をすごく実感することができました。
通勤中など、常に頭で考えながらアンテナが立っている状態なので、普段は気付かない色んな情報がどんどん入ってくるようになります。
すぐに解決できなかったことも、不思議なことに数日後にひらめきで解決方法が浮かぶことがよくありました。
私はHSP(心が繊細)です。
そのため、どの職場に行っても人との関わりで大きなストレスを抱えてしまい、転職を繰り返してきました。
とっても不安症で、小さな出来事を深く考え、落ち込んで悩んでしまうタイプです。
そんな自分はダメな人間だと人と比べて自信を無くしてしまうことが圧倒的に多い人生でした。
ですが、この本にも短所を一瞬で長所に変えてしまう方法が記載されていました。
「だから」を「だからこそ」に変える魔法のような変換方法でした。
HSPだからこそ、人の痛みや気持ちに優しく寄り添うことができる
HSPだからこそ、ひとりでコツコツと作業に没頭することができる
本当にその通りだなと思うことばかりが記載されていて、普段本を全く読まない私が共感が止まらず、最後までじっくりと読むことができました。そして、読み終わった後、胸がいっぱいになって涙が出ました。
私は好きなこと(写真)を得意な方法(写真の編集をしたりSNSで発信すること)で大事な価値観(自分のペースで自由に楽しく)をもってやってみようと考えました。
一生懸命、本気でやってみよう。
自分にどのくらいの力があるのか試してみたいと思いました。
高校2年生のとき、進路を決めるために将来何になりたいかをある程度決めてくださいと先生に言われました。
周りにいた友人は看護師や保育士、理学療法士などすでに夢を持っていたのですが、特別やりたいことが分からなかった私は母と一緒に「そんなこと言われても…」と頭を悩ませました。
そのときこの本と出会えていたら、学校でこんな授業があったら
もちろん、そのときの経験値では自分について分からなかったこともたくさんあったかもしれないとは思いますが、将来を考える学生さんたちにもぜひ参考にしてほしい本だなと感じました。
何か始めたいけれど、何をしたいのかが分からないあなたも是非、八木先生の本を読んでみてください。
あなたのやりたいことが見つかりますように。
最後に…
私のやりたいことを何一つ疑うことなく、全力で応援してくれている旦那さん、ありがとう。